真昼のほたる

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:4コマ・漫画
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ロマサガジャミアイネタシナリオ

○ クリスタルシティ・ホテル(女性部屋)
  豪華なホテルの一室を目の当たりにした
  アイシャとバーバラ。

アイシャ「わ〜!すごい!素敵!きれ〜い!!」

  アイシャ、ふかふかのベッドに倒れこん
  で立つ。

バーバラ「ねえ!驚いたね。あたしもこんな
 の初めて見たよ」

  アイシャ、ベッドに倒れこんで立つ。

アイシャ「やっぱり殿下っていつもこんなベッ
 ドで寝てるのかなあ〜?」

  アイシャ、ベッドに倒れこんで立つ。

バーバラ「そうかもねえ。とりあえずアイシャ。
 その意味ない行動やめない?」

  アイシャ、ベッドに倒れこんで立つ。

アイシャ「えー?どれ?」
バーバラ「…ま、いいわ…」
アイシャ「ね、バーバラこれ気持ちいいよー!
 ばふばふって!」

  バーバラ、吹き出す。

バーバラ「どれどれー?」

  バーバラ、ベッドに倒れ込む。

アイシャ「ね〜!」
バーバラ「うん!最高だね〜!」
アイシャ「ね〜!!」

○ クリスタルシティ・ホテル(男性部屋)
  乱れ飛ぶ枕。(…)
  ジャミル、飛んできた枕キャッチ。

ジャミル「すーげー!すーげーやらかいぜこ
 れ!!」
ホーク「お〜!すげーな!うははははは」

  隅で二人をぼーっと見ているアルベルト。

ホーク「んー?てめーアルベルト。これだか
 ら庶民どもはって顔じゃねぇのかそいつぁ?」
アルベルト「そ、そんなことありませんよ!
 た、ただ…こういう場はやはり父上や姉上
 の…(ジャミルから枕飛んできた)わふっ」
ジャミル「(にひっ、といたずらっぽく笑っ
 て)シケたツラしてんなよなっ」

  アルベルト、少し恥ずかしそうに苦笑。

アルベルト「…やりましたね〜!」

  アルベルト、ジャミルに枕を投げる。

ジャミル「ヤバイぜホーク!ホークブレード
 だ!!」
ホーク「よ〜し任せとけ〜!」


○ 女性部屋
  男性部屋の騒ぎがもれてきている。

バーバラ「まったく、な〜にはしゃいでるか
 ねぇ男どもは」
アイシャ「はしゃぐよそりゃ〜!ねーあたし
 も混ざりたーい!一緒に行こうバーバラ〜!」
バーバラ「まあまあ、たまには女二人話そう
 よ」
アイシャ「え〜」
バーバラ「(ふざけて怒った感じ)イヤかい。」
アイシャ「あ、ごめんなさい。イヤなんじゃ
 ないよ。ね、みんなと一緒じゃダメなの?」
バーバラ「(意味深にニヤリ)ダメだねぇ」
アイシャ「え〜」
バーバラ「あんた、ジャミルとはどうなんだ
 い?」
アイシャ「へ!?」


○ 男性部屋
  枕が散らばった室内。

ホーク「(ベッドにもたれかかって)ふー。
 意外と体力使うなこれ」
ジャミル「(やる気十分)そうかあ?」
アルベルト「また後で二回戦と行きましょう」
ジャミル「へへっ。そうすっか」
ホーク「よーし。たまには男同士語ろうじゃ
 ねーか」
アルベルト「いいですね。みなさんのお話を
 ぜひうかがいたいです」
ホーク「(ジャミルを指さし)っし、じゃー
 ジャミ公!」
ジャミル「ジャミ公…」
ホーク「おめーアイシャとはどーなんだ」
ジャミル「…は!?」


○ 女性部屋
  真っ赤になって慌てるアイシャ。

アイシャ「ななな、何言ってやがりますのバ
 ーバラ?じゃ、じゃ、ジャミルとなんてそ
 んな、そんな…」
バーバラ「分かりやすすぎ…」
アイシャ「ウソ!?やだあっ!!」

  ベッドに潜り込むアイシャ。

バーバラ「本人だけ分かってないみたいだけ
 どね…」

  ベッドから顔だけ出すアイシャ。

アイシャ「ジャミルはファラが好きなんだも
 ん…どうにもなんないよぉ」
バーバラ「そうかしら。まだ自覚してないと
 思うよ、あの娘のことは」
アイシャ「自覚って言ったって…」
バーバラ「今のうちにつかまえとけば平気っ
 てことよ」
アイシャ「そ、そんな…無理だよ〜っ」
バーバラ「じゃあさ、もしだけど…」


○ 男性部屋
ジャミル「な、なーに言ってんだよ。アイシャ
 は仲間だろ、ナカマ。」
ホーク「俺らと会う前二人で旅してたんだろ?
 それで仲間言い張んのかあ?」
ジャミル「仲間だって。アイシャが聞いたら
 気ィ悪くすんだろ。やめよーぜそーゆーの」
ホーク「そうかあ?」
アルベルト「…ジャミルさん…わたくしが思
 うにアイシャさんは…」

  ホーク、アルベルトの口をふさぐ。

ホーク「おーっと余計なこと言うんじゃねー
 ぞアルベルト」
アルベルト「あ…ふみまへん(すみません)…」
ジャミル「なんだよお前ら。気持ちわりぃなぁ」
ホーク「じゃ、もしだ。もしよ…」


○ 女性部屋
バーバラ「ジャミルが“アイシャ好きだぜ”
 って耳元で囁いたらどうするぅ?」
アイシャ「…!!!」


○ 男性部屋
ホーク「アイシャが“あたしジャミル大好き”
 って抱き着いてきたらどーするよ?」
ジャミル「…!!!」


○ アイシャの想像
  切なそうな表情のジャミル。

ジャミル「…アイシャ…(アイシャの耳元で)
 好きだぜ…」


○ ジャミルの想像
  可憐な笑顔のアイシャ。ジャミルにふわっと抱き着いて。

アイシャ「あたしジャミルだ〜い好き!」


○ 女性部屋
  さらに真っ赤になって慌てるアイシャ。
  両手を頬にあてて。

アイシャ「キャーー!!キャーーー!!」

  バーバラ、面白そうに眺めている。

アイシャ「そ!そん、そんなの!きゃあああ!!」

  走って部屋を出るアイシャ。

バーバラ「アイシャ!?…重傷だねェ、こりゃ…」


○ 男性部屋
  真っ赤になって固まるジャミル。

アルベルト「ほ、ホークさん!ジャミルさん
 が赤くなってます!!」
ホーク「ぉおお!こりゃすげぇ…!!」

  はっとするジャミル。頭を抱えて。

ジャミル「…って!うわー!うわー!そんな
 わけねーだろ!落ち着け俺!ぎゃー!」
アルベルト「ほ、ホークさん!!出ました!
 ゲッコ族です!!」
ホーク「ぉおおゲッコ族だな…!こりゃ面白ェ…!」
ジャミル「うわあああぁ!」

  走って部屋を出るジャミル。

アルベルト「じゃ、ジャミルさん!!」
ホーク「あー…」

  頭を掻くホーク。

○ クリスタルシティ・ホテル廊下
  派手にぶつかるジャミルとアイシャ。二
  人共後ろにすっ転ぶ。アイシャ、すぐ立
  ち上がる。

アイシャ「じゃっじゃ、ジャミル!ごめんな
 さい大丈夫!?」
ジャミル「うわっあっあっアイシャ!ごめん!
 ホントわりぃ!!」

  固まってドキドキする二人。

アイシャ「…な!なんか顔赤いよジャミル!
 ほ、ホントに平気!?」
ジャミル「だっ大丈夫大丈夫大丈夫!!って、
 てかお前こそ顔赤いんじゃねーか。どーし
 たよ?」
アイシャ「な、なんでもないのなんでもっ」

  突然笑い声。びくっと顔を上げるジャミルとアイシャ。

バーバラ「あははははは!おか、おかしいっ!
 腹痛いよも〜っ!」
ホーク「はははは!イヤホント。ここまで面
 白いとはなあ!」
アイシャ「…へ?」
ジャミル「(頭整理してる)…ちょ、ちょっ
 と待て?説明してくれるかな、キャプテン」
アルベルト「…人が悪いですよね。バーバラ
 さん、ホークさん(クスリ)」
ジャミル「アルベルトてめー今笑っただろ!!」
アイシャ「ええ〜?なに〜どーゆーこと〜?」
アルベルト「(笑顔)つまりお二人共相思相
 愛ってことですよね」

  固まる一同。

アルベルト「アムト神も祝福され…(ホーク
 にたたかれる)あいたっ」
ホーク「…のバカ王子!」
アルベルト「いっ、いけませんでしたか!?」
バーバラ「(笑いをおさえている)…キミが
 まとめなくていいのよ…」
アルベルト「もっ、申し訳ありません!!」
バーバラ「ふふ。いいって。じゃ、あたしら
 は男部屋片付けるから、あんたたちそっち
 (女部屋を指して)で話しなよ。ゆっくり」
ホーク「そーだな。撤収撤収」
アルベルト「あ、あの…」

  男性部屋にいそいそ入っていくバーバラ
  とホーク。何か言いたげなアルベルトも
  ホークに押されて入っていく。

ジャミル「……」
アイシャ「……」

  二人残され、静まり返る廊下。二人の横
  を一般の客がちらちら見ながら行き過ぎ
  る。

ジャミル「とっ…とりあえず部屋入るか」
アイシャ「う、うん」

  いそいそと女性部屋に入る二人。


○ 女性部屋
  窓の外を眺めるジャミル。ジャミルに背
  を向けてベッドに座り、枕を抱えるアイ
  シャ。

ジャミル「…あー、えふん、えふん」

  アイシャ、びくっとする。
  ジャミル、振り返って。

ジャミル「…な、なんだよあいつら、なあ?
 勝手なことばっか言って、なあ?」
アイシャ「(振り返って)ね、ねえ。ホント」
ジャミル「はははははは…」
アイシャ「うふふふふ、うふふ…」
ジャミル「……」
アイシャ「……」

  ジャミル、窓の外を眺める。アイシャも
  反対側に顔を戻す。

ジャミル「…いや…俺そんなずーずーしーこ
 と思ってねェから…」
アイシャ「(振り返って)図々しい!?図々
 しいって!?」

  ジャミル、困った表情で振り返って。

ジャミル「…いや、だからさホラ、アイシャ
 がその、なんだ、」
アイシャ「あたしジャミル大好きだよ!」

  固まる二人。

アイシャ(…あ…あたしってば何を〜…!)
ジャミル「…はぇ?」
アイシャ「…も…もっかい言うの〜…?」
ジャミル「あ、いや!違う違う!びっくり、
 あんまりびっくりして、したもんだ…から…
 ごめん…」
アイシャ「……」

  アイシャ、ジャミルの方を向いて座り直
  し、不安そうにジャミルを上目遣いで見
  る。

ジャミル「…っと…」

  ジャミル、考え込む。

ジャミル「…俺は…」

  アイシャ、息を呑む。

ジャミル「…アイシャはバーバラたちと同じ…
 仲間だと思ってる」

  アイシャ、こくこく頷く。

ジャミル「…ハズ」
アイシャ「は、はず!?」

  頭を激しく掻くジャミル。

ジャミル「わ、悪い…なんかもうホント…わ
 かんねえ…」
アイシャ「い、いいのよ!そんな、無理しな
 くてっ」

  申し訳なさそうにアイシャを見るジャミ
  ル。少しうつむく。

ジャミル「まとまったらまた…言う…」
アイシャ「うん、うんっ!待ってる…!」
ジャミル「ゴメン」

  激しく首を振るアイシャ。

ジャミル「…にしてもお前さあ…」
アイシャ「え?」

  ジャミル、アイシャの頭にぽむっと手を
  置いて無理やりいつも通りの笑顔をつく
  ろうとする。

ジャミル「…見る目、あるよなァ」

  アイシャ、みるみる顔を赤くして嬉しそ
  うに笑う。

アイシャ「…でしょっ!へへっ」
ジャミル「へへっ」
アイシャ「えへへへへ」


○ 男性部屋
  こそーっと部屋のドアを開けるジャミル。

ホーク「よーご両人!」
バーバラ「ささ、入った入った」

  ホークとバーバラに勧められるままおず
  おずと入っていくジャミルとアイシャ。

バーバラ「(すげー楽しそう)どうだったあ?」
アイシャ「へへ、ありがとうバーバラ」
ホーク「おぉー!?」
ジャミル「うん、なんか…ありがとな。ホー
 ク」
ホーク「おおお〜!!?」
アルベルト「(感動の涙)よかった…!仲間
 って…素晴らしいですね…!!」

  ジャミル、ホークとアルベルトを見てだ
  んだん我を取り戻していく。

ホーク「イヤ、悪いがよく聞き取れなかった
 な。もう一度言えジャミル。」
ジャミル「…やなこった…」
アイシャ「ふふっ」
バーバラ「あはははは!」

  一同楽しそうに笑う。

アイシャ(ね、おじいちゃん。あたしちっと
 も寂しくないよ。元気だから安心して待っ
 ててね、おじいちゃん…!)


終わりです…


今回のネタはauのメール字数制限ギリギリになってしいました」。
字数制限っていくつよ、と思ったら10000だよ。イチマン。
それを行き帰りの電車でコツコツコツコツ打ってたわけですよ。
ほたるの愛が、アップ。ほたるの愛が、アップ。ですよ。(はあ?)

しかしまた小ネタのつもりが大袈裟になっちゃったわね…
今回のパーティはアイシャ、ジャミル、バーバラ、ホーク、アルベルトで珍しくグレクロ抜きですが。
いーなあこの5人。5人目アルベルト君にしといてよかった〜。

イメージ違ったらすみません;
どなたかに萌えっとしていただければ幸い;
私の中ではジャミルってこれくらい純情で、(グレイと違って)とっても紳士なヤツです。
で、アイシャはこれくらい天然で純粋でカワイイ子です。
なんつーか、若いわ。少女漫画的。ソースィー。(はあ?)
ジャミアイ良いです。ホント旧作の5倍くらい好きになったな〜この二人。
世話焼きバーバラホークもなかなか。
アルベルトもちゃんとセリフあってよかった;天然だね彼も;

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